潮焼けに関連した俳句の例をまとめました。
潮焼けを含む俳句例
祭面取り潮焼の顔ばかり/橋本榮治
潮焼の男ばかりの踊かな/梶山さなゑ
今年竹すでに潮焼け安房の国/大屋達治
汐焼けの膚のしまりや夜の秋/太田鴻村
潮焼の少女に初潮来たりけり/角川春樹
潮焼の漁夫の太腕茅の輪結ふ/松本幹雄
老人がゐて汐焼の猫じやらし/細川加賀
苦笑して潮焼け妻を眺めをり/鈴木鷹夫
鰺を釣り鼻の先だけ潮焼けす/鈴木詮子
潮焼けのぎしぎしの花城ヶ島/小山今朝泉
潮焼けの面ひとしき双子かな/五十嵐播水
潮焼にねむれず炎えて男の眼/能村登四郎
食ひしばる歯を大切に潮焼けし/能村研三
シヤーベツト潮焼のかひなあらはなる/原田種茅
応召者の子で棒切れの銃で潮焼けしてる/清内路二