襟足に関連した俳句の例をまとめました。
襟足を含む俳句例
春園の宵に襟あし潔き妻/北光星
蕨餅襟足白き加賀の女/伊藤泰孝
襟足の奥の瞑さよ白飯/寺井谷子
襟足や結城単のうしろつき/竹冷
進学生襟足青く上京す/篠宮信子
襟足が野路に清しき愛鳥日/岡部豊
襟足に残る日焼や舞踏会/櫻岡素子
断髪の生まの襟足卒業す/上田五千石
白百合のここが襟足かと思ふ/杉良介
身構へる襟足白し歌かるた/富永晃一
洗ひ髪あげて襟あし見せくれし/上村占
襟足のほのと艶めくセルの妻/新美欽哉
襟足のいと美しく白ショール/高橋淡路女
襟足や御輿被りといふをして/八木林之介
襟足をきれいに剃つて白露の日/中村契子
火蛾舞へりよき襟あしをもてる人/鈴木真砂女