湖明りに関連した俳句の例をまとめました。
湖明りを含む俳句例
竹瓮舟未だ湖明けやらず/舟木紺雨
囀りを放てる大樹湖あかり/近藤しのぶ
夢ひとつかけし恵方の湖明り/高橋淑子
木枯を押しつつむ大き湖明り/山口草堂
泊船や無月ながらも湖あかり/那須乙郎
秋の虹人出さうな湖あかり/小野寺順子
茅花明り湖明りして来りけり/岡田貞峰
菩提樹の花より早く湖明けぬ/松井葵紅
朝霧や一湖明けたる三方五湖/佐藤一九八
湖明けて一襞もなし花擬宝珠/秋元不死男
湖明り青田明りにつづきけり/築城百々平
穴釣りの人増え氷湖明けしらむ/伊東宏晃
湖明りまだある懸巣鳴きにけり/大峯あきら
花石蕗も句碑もはにかむ湖あかり/西本一都
雁鳴くやあかとき余呉の湖あかり/最上義満