神の田に関連した俳句の例をまとめました。
神の田を含む俳句例
神の田の祭のごとし初霰/永方裕子
赤米の神の田に幣苗代田/河野頼人
一坪に満たぬ神の田稲の花/満田玲子
奥伊勢の神の田に燃ゆ虫篝/若林柾夫
神の田や雲も映さず芹の花/羽部洞然
神の田の水を氏子の田へ落とす/岬雪夫
神の田の豊穣を魁けてゐし/松岡伊佐緒
神の田を高くは飛ばず冬雲雀/藤本輝紫
赤き籾撒く神の田に蝌蚪の陣/河野頼人
神の田のひつじの列の乱れなし/石倉啓補
神の田の九月の蝌蚪の足造り/殿村菟絲子
神の田の代掻く牛をまづ祓ひ/石丸しずえ
神の田へ鳥居をくぐる田掻牛/池内けい吾
お田植の済みにし神の田水かな/橋本ふさ子
神の田に摘むや四葉のクローバー/藤井寿江子