むっとした顔に関連した俳句の例をまとめました。
むっとした顔を含む俳句例
むつとした顔を金の水の上/川崎展宏
苦瓜の花咲く朝むっとして/高澤良一
十薬のむっと一雨ありさうよ/高澤良一
独居の帰ればむつと鳴く蚊哉/夏目漱石
葉牡丹や病室むつと暖かし/高橋淡路女
いんげんの白花むつと曇りづめ/高澤良一
むつとしてもどれば庭の柳かな/大島蓼太
むつとして口を開かぬ桔梗かな/夏目漱石
むつと息のつまりし桜吹雪かな/川崎展宏
夕立のあとのむむっとする中に/高澤良一
椎咲いてむっとするなか狸穴坂/高澤良一
百葉箱むっと立ったる暑さかな/澤田信一
暑気せめぐ土むつとして胡麻咲けり/飯田蛇笏
むつとして妻良の明け方ダチュラ咲く/高澤良一