夜間に関連した俳句の例をまとめました。
夜間を含む俳句例
木枯の夜間働く温水器/高澤良一
夜間飛行筍の皮獣めく/田川飛旅子
かがんぼ来夜間急患窓口に/高澤良一
垣間みしものに憑かれて十三夜/間石
夜間飛行雪嶺と湖響きあふ/川村紫陽
夜間飛行の白い一条眠らぬ街/鈴木六林男
春の灯や夜間保育のあるらしく/磯崎美枝
鱈さげて夜間工事のなか通る/福田甲子雄
夜間飛行みどりが熱き芥子坊主/櫛原希伊子
葉ざくらの犇めく夜間飛行の灯/冨田みのる
夜間飛行士草に眠る処女膜のように/安井浩司
夜間飛行機子と七月の湯屋を出て/磯貝碧蹄館
花くわりん夜間飛行の灯のちらちら/高澤良一
夜間飛行を眼にとめてうすくなる寝嵩/林田紀音夫