酔眼に関連した俳句の例をまとめました。
酔眼を含む俳句例
酔眼に葵こぼるる匂ひかな/去来
二月尽父の酔眼遥かなる/金行康子
酔眼か花眼か桜膨るるは/橋本榮治
酔眼に夜を一本の捕虫網/寺井谷子
酔眼の一寒燈を家路にす/石川桂郎
酔眼の夜を一本の捕虫網/寺井谷子
酔眼を瞠きみひらき枯葎/石川桂郎
永らえし酔眼にたつ朴の花/武田伸一
酔眼にわが門なりし濡れ螢/林原耒井
酔眼に毛氈の朱や筆始め/島村元句集
寒林のさきに酔眼据ゑてをり/仙田洋子
水跨ぐ酔眼のいま見せたき梅/石川桂郎
荒梅雨の酔眼なにも見てをらぬ/行方克巳
酔眼にインキ凍つてしまひけり/草間時彦
酔眼朦朧あなたも雪になる途中/櫂未知子