祭の夜に関連した俳句の例をまとめました。
祭の夜を含む俳句例
素足にてひひな祭の夜の畳/澄雄
里坊も灯り山王祭の夜/宇野素夕
水狂言殺しは深川祭の夜/池田ちや子
七いろの美濃紙を買ふ祭の夜/山田弘子
寝るのみの家へ急ぐか祭の夜/藤田湘子
蔵の戸を岩戸びらきに祭の夜/石川皓子
ほほづきにみなが受け口祭の夜/皆吉爽雨
祭の夜ただに歩きぬ逢へるかと/高橋笛美
葱大束夜祭の夜を待つ構ヘ/長谷川かな女
重機関銃のみ愛撫され祭の夜/鈴木六林男
障子入れて雨の祭の夜となりぬ/前田普羅
唐もろこし焼く火をあふり祭の夜/菖蒲あや
死ぬために来し痢者迎ふ祭の夜/古賀まり子
秩父セメント秩父夜祭の夜も操業/鈴木栄子