裸婦像に関連した俳句の例をまとめました。
裸婦像を含む俳句例
裸婦像の仰ぐ大樹に恋鴉/大島民郎
みつめられ汚る裸婦像暖房に/酉東三鬼
裸婦像の吐息沈めて冴え返る/小川廣男
裸婦像の寒の戻りに身を捩り/調/一子
裸婦像の背にある翼冬ぬくし/山谷文子
裸婦像は暗し外套群がりて/加藤三七子
裸婦像や青松虫の青に濡れ/阿部ひろし
はまなすや裸婦像永久に妊らず/桜庭梵子
裸婦像の倒れくるなり日の盛り/柿本多映
裸婦像の背のよごれや厄日過ぎ/高木杏子
裸婦像のゆるき曲線ゆりかもめ/藤原詠津子
裸婦像の見据ゑる先の冬木の芽/伊東よし子
木の葉散るとき裸婦像に触れたがる/園/眞智子