角砂糖に関連した俳句の例をまとめました。
角砂糖を含む俳句例
春一番紅茶に沈む角砂糖/夏目暁子
薫風や角砂糖にある背信/浅田孝子
角砂糖に水色の翳笹鳴す/田川飛旅子
春宵やつぶやき解くる角砂糖/松尾静子
角砂糖一個に羆たち上がる/伊藤いと子
角砂糖中にコーヒー亀鳴いて/石川桂郎
角砂糖二つ寄り添ひ聖夜待つ/宮脇白夜
かまつかの朝角砂糖掌に載する/友岡子郷
糸瓜忌の紅茶に消ゆる角砂糖/秋元不死男
角砂糖しみじみ溶けて真冬なり/中山純子
角砂糖壺にころころ梅咲けり/櫛原希伊子
スキー燦々とけあう二個の角砂糖/橋本和子
春やスプーンに乗りて一箇の角砂糖/大高弘達