点火に関連した俳句の例をまとめました。
点火を含む俳句例
棺点火たちまち縮む未亡人/丸岡忍
バス着けば点火一斉牡丹鍋/山縣輝夫
大文字点火を待てる川の音/阪田昭風
ぱつと顔浮きたつ点火火吹竹/岡崎桂子
杉の葉の火もて炭窯点火せり/加藤照枝
松明の点火を告ぐる鐘おぼろ/宮岡照子
百八たい点火待つ闇膨らめり/渡邉公子
百八燈点火待つ間に星揃ふ/加藤ふみえ
ちさき旅がまずみ点火して歩く/井口☆子
ぴよつと瓦斯点火この年を忘るゝ会/誓子
わが胸のほむら枯野に点火せむ/前山松花
燭火礼拝私語つつしみて点火待つ/長田等
点火待つ左義長注連をたなびかせ/関口祥子