御袋に関連した俳句の例をまとめました。
御袋を含む俳句例
おふくろの味を思へば隙間風/橋本韶子
胃袋もおふくろもまた菜種梅雨/穴井太
おふくろといふ大根の信濃かな/山本富万
おふくろと呼ばるることよ薺粥/永方裕子
おふくろに呼ばれてみたき秋夕焼/源鬼彦
おふくろのちび下駄のこる花石榴/向山隆峰
雨に杏子熟れおふくろの坐り胼胝/橋石和栲
おふくろがうんかの群に紛れこむ/横山奈生子
おふくろとほたる袋はまたいとこ/植村立風子
おふくろと呼ばれうかうか四月尽/松本ゆき江
おふくろの国に来てゐる端居かな/上田五千石
お袋が泣いて栄坊のお通夜になる青枝豆の莢/橋本夢道