馬の耳に関連した俳句の例をまとめました。
馬の耳を含む俳句例
遠雷や笠より出たる馬の耳/龍岡晋
橇馬の耳の動きに吹雪泣く/石川桂郎
異見など投頭巾着て馬の耳/黒柳召波
苗札や雨をいやがる馬の耳/小原俊一
馬の耳すぼめて寒し梨の花/各務支考
馬の耳豚の尾寒鴉に与える/松本勇二
人馬湧きその馬の耳天を剌す/片山桃史
啓蟄やぴくりと動く馬の耳/日比野睦子
餅を搗く方へ全き馬の耳/宇佐美喜代治
馬の耳うごくばかりや花曇り/飯田蛇笏
木曾馬の耳すこし立ち秋しぐれ/鷲谷七菜子
白南風のからまつやまへ馬の耳/鷲谷七菜子
馬の耳見てゐれば東風吹きにけり/高千夏子