庭火に関連した俳句の例をまとめました。
庭火を含む俳句例
除夜詣庭燎に浮ぶ太柱/窪川要子
御社や庭火に遠き浮寐鳥/子規句集
青ざしや稲荷の庭火木綿かつら/幽山
庭燎にちらつく雪や初神楽/上野巨水
延寿盃庭燎の埃たふとけれ/木下眉城
しんしんと梅散りかかる庭火かな/荷兮
方相氏庭燎明りに構えたり/五十嵐播水
猪濁活の花の丈なす庭燎かな/宮坂静生
ゆく春の雨は庭燎の辺に降りぬ/岸風三楼
庭燎とふ神楽歌あることを聞く/後藤夜半
庭燎燃ゆ歳旦の儀は今さなか/長谷川素逝
鞠始ありゃおうと継ぎ庭燎かな/松田曼莉
木立枯れて夜半の庭火のあらは也/正岡子規