居座るに関連した俳句の例をまとめました。
居座るを含む俳句例
大臼の土間に居坐る芋嵐/加藤千秋
山開き大落石の居坐りて/菅間杏可
雷の居坐る日々の鳳仙花/坪内稔典
柿接木居坐る雲の雨ぶくみ/高澤良一
流木の磯に居坐る雁渡し/鈴木真砂女
居坐りて仮の庵とや初しぐれ/石塚友二
木流しを見ず砂利船の居坐りて/森田峠
町なかに居坐る秋の暑さかな/長谷川櫂
鬼柚子のどつしり居坐る面構へ/林庸子
居坐りし寒波馬鈴薯植ゑにけり/堀口星眠
最果ての夜も居坐りて雲の峰/永田耕一郎
磧涸れ戦後居坐るドラム罐/鍵和田ゆう子
鯉食うて雪の深さに居坐れり/小島千架子