雪駄に関連した俳句の例をまとめました。
雪駄を含む俳句例
炭焼や心易さの足袋雪駄/来山
何者や雪駄顎鬚捕虫網/依光陽子
別路に露はあれども雪駄がけ/雅因
盆僧の大きな雪駄揃へけり/菅魯歌
甚平や雪駄の踵浮かせきし/脇坂啓子
笹鳴くや雪駄は小島政二郎/芥川龍之介
酔つれて雪駄鳴らすや松の内/尾崎紅葉
門前に雪駄つくらふ頭巾かな/会津八一
松の内更けて雪駄を鳴らしけり/尾崎紅葉
菊の香にさすが山路の雪踏かな/服部嵐雪
雪駄片方祭りの果の砂まみれ/大城まさ子
花に雪駄ちやりゝと人の機嫌かな/正岡子規
冴ゆる夜のかつてに雪駄ならしけり/室生犀星