両足/両脚に関連した俳句の例をまとめました。
両足/両脚を含む俳句例
両脚を伝ひて寒さ這ひ上る
船端に両足垂らす沙日和/西山睦
両脚のなかの川幅涼新た/井上康明
山前の両脚青鷺立ちにけり/喜谷六花
両脚の見えで水輪や蓴生ふ/徳永山冬子
夜神楽の神と両脚見てをりぬ/楠本信子
秋の虹両足しかと加賀に立つ/小島和子
綿虫や両足の浮きはじめたる/桑原三郎
音ほどは見えぬ両脚雛飾る/鍵和田釉子
わらはべの両足に水ぬるみけり/綾部仁喜
ベッドから両足の出て子の下宿/藤田敦子
吊るされて鴨は両脚揃へけり/土肥あき子
春眠の両足どこまでも伸ばす/澤田としお