国家に関連した俳句の例をまとめました。
国家を含む俳句例
水甕の水の深さの国家かな/久保純夫
終章を繰りいる星の国家群/大西淳二
ナイターや一つ国家に異民族/河合公代
国家炎え母炎え残る雨具かな/攝津幸彦
夕顔の実の横たはる国家かな/鈴木伸一
縁切れぬものに国家と水虫と/後藤一之
降る雪に消えし国家の現われ来/徳弘純
湯豆腐の真ん中にある国家かな/久保純夫
国家よりワタクシ大事さくらんぼ/攝津幸彦
妬ましの樹々に花咲く見えない国家/金井明
征矢ならで草矢ささりし国家かな/小川双々子
国家など亡ぶるがよし窕く濃く熟れたる山桃ひとりしすする/島田修二