錆色を使用した俳句

錆色に関連した俳句の例をまとめました。

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錆色を含む俳句例

水口に水の錆いろ稲穂波/松本久

錆色の雀吹かるる神渡/塚本武史

造船所土錆色の晩夏かな/福島貞雄

ストーブの錆色囲み夜学生/齋藤愼爾

味知らぬ都人へ錆色棗の実/香西照雄

揚羽とまる錆色しるき鉄一片/有働亨

枕木に噴く錆色や朝ぐもり/平子公一

航跡の錆色にして冬近し/佐藤美恵子

風景を出でし錆色みちおしえ/山崎聰

きらりとし錆色となり猟夫の眼/斎藤玄

菩提子の飛ぶ日の近し錆色に/松岡君枝

錆色のうつりて竹の落葉かな/田中裕明

ぜんまい摘みその錆色に指ぬらす/高井北杜