地の神に関連した俳句の例をまとめました。
地の神を含む俳句例
一礼をまづ地の神へ組踊/橋本絹子
地の神の小さき日溜七五三/原田喬
万両や地神の揺るる池の底/今福和子
地の神へ酒の封切る虫供養/児玉幸枝
牡丹焚く夕べはやるは地の神か/原裕
地の底の神が滝呼ぶ闇こだま/河野南畦
天の神地の神たちに植田澄む/右城暮石
早紅葉や出雲の神は地の名負ふ/河野頼人
牡丹焚く炎は地の神の舞ならむ/鈴木良戈
雨蛙いつも地の神うつむきて/百合山羽公
水打ちて地神のほむら鎮めけり/米田ツル子
涙の鱗だ/キャタピラーで刻む地の神/松本恭子