文鳥に関連した俳句の例をまとめました。
文鳥を含む俳句例
文鳥や籠白金に光る風/寺田寅彦
文鳥に祭囃子の音の遙か/高澤良一
三ケ日手のり文鳥とも遊び/中嶋郷鬼
文鳥に小春の一日留守頼み/足立青峰
曲るたび焔かきたて虫送り/山田文鳥
元日の薄明すでに文鳥覚む/箱田みよし
文鳥の籠藻抜けなり春田見ゆ/小林康治
文鳥のちよと報せる寒さかな/野末たく二
花鳥忌の文鳥籠をいでゝ遊ぶ/佐野青陽人
朝は文鳥さらさら友のテレパシイ/立岩利夫
楽鳴れば文鳥和しぬ夜のペチカ/赤塚喜美重
舟住みの子ひとり文鳥さへづれり/石原八束