ましらに関連した俳句の例をまとめました。
ましらを含む俳句例
峰伝ふましらの叫び冬紅葉/中原一樹
紀元節ましらの妻は後ろ手に/攝津幸彦
走り根を跨ぐはしり根ましら茸/佐藤幸子
ましら伝ふ枝鳴り近づく氷室かな/高田蝶衣
ましら酒酌みしは昔鹿火を守る/尾亀清四郎
ましら食み捨てし通草の殻ならむ/金谷柳青
夏木立ましらのごとくひた濡れて/田中裕明
雪は無限ましらは谷の温泉に集ふ/松村蒼石
ましら酒酔うてすだまと出会ひたる/手塚美佐
山猿美しじりじりと火に近づきぬ/宇多喜代子
送行のわれしたひ来るましらかな/山元無能子