胸倉に関連した俳句の例をまとめました。
胸倉を含む俳句例
胸ぐらに隠元畑や小糠星/齋藤玄
胸ぐらに母受けとむる春一番/岸田稚
胸ぐらの闇に収める流れ星/五島高資
胸倉という倉のつめたさ鉦叩/澁谷道
胸ぐらをつかまえて泣く仏の目/穴井太
胸倉を掴みにきたる秋の瀧/大木あまり
胸倉をつかんで蹴って寒稽古/海川すゞ子
菜の花や胸倉の闇抜け落ちぬ/小檜山繁子
胸倉の火は五位のこゑ去年今年/小檜山繁子
胸倉ゆするごとくゆさぶり梅落す/川村紫陽
茅の輪くぐる胸ぐらという薄明り/田口満代子