兎の仔に関連した俳句の例をまとめました。
兎の仔を含む俳句例
春昼の子兎抱かる耳伏せて/沢聰
水温むらし仔兎の耳の奥/飯島晴子
仔兎の耳透く富士の山開き/飯田龍太
兎の仔みんな黒くて夕涼み/飯島晴子
初雪の市にうらばや雉子兎/水田正秀
三七忌穴ばかり掘る兎の仔/鳥居美智子
子兎に歯の生えかかる春の闇/増田陽一
子兎の耳折れあそぶ芋嵐/長谷川白菊子
五月憂し子うさぎ抱きて旅せむか/所山花
雪が降る目をみひらきし子兎に/工藤義夫
独活掘りのまたつかまへぬ兎の子/吉武月二郎句集