船尾を使用した俳句

船尾に関連した俳句の例をまとめました。

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船尾を含む俳句例

寒風の荷役の船尾沖に向け/右城暮石

舳倉島渡る船尾に犬と猫/本谷久邇彦

春暁の船首遅々たり船尾逸る/右城暮石

誰が擲つ舟首舟尾の白海月/宇多喜代子

猟犬の眠つてをらぬ船尾かな/夏井いつき

かゝり居しが去にしを知らず鯨船/尾崎迷堂

東京残暑船尾の日の丸疲れたり/村山さとし

無聊さの船尾を嗅いで犬ともなり/藤後左右

水脈を見てフェリー船尾に氷菓舐む/高澤良一

船虫や船尾に饐えしシャツ干され/長谷川エミ