朱肉を使用した俳句

朱肉に関連した俳句の例をまとめました。

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朱肉を含む俳句例

朱肉煮て油返すも日短き/内田百間

行秋の見え居て探す朱肉皿/原石鼎

鶏毟る女に朱肉の月昇る/斎藤愼爾

峯雲や朱肉くろずむ村役場/土生重次

抽斗に朱肉をさぐる事務始/岡田貞峰

くろずめる朱肉に御用始かな/西川狐草

これも黴底なし梅雨の朱肉壺/石塚友二

朱肉つけて一塊涼し山の石/大谷碧雲居

区役所の朱肉うすれし秋暑かな/鈴木庸子

啓蟄の朱肉ゆるびてゐたりけり/柿本多映