俳句例:101句目~
流れ星我れのみに見え消えにけり/高木晴子
流れ星われより飛びしごとくなり/平井照敏
流星や恋恋として喰むいちじく/鈴木しづ子
流星のそこからそこへ楽しきかな/永田耕衣
この世あの世つないで切れて流れ星/堀切千代
わがにぎりこぶしは流星にはあらず/安部青鞋
豊かな流星衣食ならざる飢ゑ求む/磯貝碧蹄館
ドレスごと抱かれた/流星の音きいた/松本恭子
碧きまま昏れて流星椰子の上///タイ、インドネシア/高澤良一
光りつつたちまち消えし流れ星あかつきの海はいまだ暗しも/小泉千樫