飲食を使用した俳句

俳句例:101句目~

飲食のうとましきまで時雨月/長谷川久々子

飲食てふはづかしきもの秋彼岸/宮田カィ子

夏至の日の母の飲食ひそやかに/冨田みのる

飲食に休みのなくてけんちん汁/八牧美喜子

蓮枯れて飲食の湯気すこし立つ/波多野爽波

飲食の火を絶やさずに修二会寺/高橋謙次郎

飲食をせぬ母とゐて冷し瓜/角川春樹「JAPAN」

怨霊の白露こぼせば/火を絶ちし飲食もまたに似しかな/筑紫磐井