年金に関連した俳句の例をまとめました。
年金を含む俳句例
目減りする年金雀蛤に/高澤良一
恒例の初旅年金取り崩し/高澤良一
初鰹を姑が奢れり年金日/菅野イチ子
年金の出る齢となり鳩麦茶/高澤良一
年金の手続き終へて八月尽/沢辺幸一
年金の暮しに馴れて春支度/中村清治
年金の暮らしに似合ふ年用意/中村功
年金の楽しさすこし着衣始/小原つる
扇子より団扇年金暮しなる/高澤良一
湯豆腐や年金少し使ひすぎ/高杉至風
葛湯溶き年金ぐらし長丁場/高澤良一
蘭を買ひ年金生活始まれり/土井朝子
連翹も微苦笑年金にも課税/高澤良一
年金にて妻のやりくり冬珊瑚/高澤良一
年金に寧んじ子を守る茶摘季/関森勝夫
年金の本など読んで目借り時/高澤良一
年金の本読みゐたり春立つ日/高澤良一
日脚伸ぶ年金少し上りけり/北見さとる
母子年金受く日日草の中を来て/紀芳子
金など飼うて年金暮らしの身/高澤良一
俳句例:21句目~
鳥雲に年金のこと生活のこと/高澤良一
つつましき年金暮らし今朝の虹/松尾墨丈
年金にて総てまかなふ中の越年/高澤良一
年金受給日手足折られるたらば蟹/金子潤
あらたまの年金婚の父母のとし/百合山羽公
いよよ年金冷し中華の辛子効く/奈良比佐子