旅僧を使用した俳句

旅僧に関連した俳句の例をまとめました。

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旅僧を含む俳句例

乘掛の旅僧見たり神迎/正岡子規

旅僧の笠破れたる霰哉/正岡子規

夕暮の旅僧通る木槿かな/正岡子規

ひたぶるに旅僧とめけり納豆汁/月居

十里來て旅僧暮れぬ女郎花/正岡子規

旅僧のとまり合せて十夜哉/正岡子規

旅僧のとまり合せて大師講/正岡子規

旅僧の牛に乘つたる時雨哉/正岡子規

旅僧の笠に露あり朝さむし/中川富女

旅僧の面をかくすまつり哉/正岡子規

旅僧の頭巾もめさず馬の上/正岡子規

旅僧も淋しと申せ鹿のこゑ/正岡子規

旅僧やひとり四國へ渡り鳥/正岡子規

旅僧よ鮓といはず参られよ/正岡子規

旅僧をよびこむ庵の新茶哉/正岡子規

旅僧仏盆の前山まつさおに/和知喜八

雨晴れて旅僧おこす月見哉/正岡子規

旅僧にも行きずり帰依や駅柳/喜谷六花

旅僧のかぢりついたる真桑哉/正岡子規

旅僧のもたれてあるく野分哉/正岡子規

俳句例:21句目~

旅僧の吹き飛ばさるゝ野分哉/正岡子規

旅僧の病むや五月のかゝり船/正岡子規

旅僧の袖もさけよと野分かな/寺田寅彦

月の甲板旅僧寝ねず語らざる/寺田寅彦

田の神は旅僧のすがた鳥渡る/徳留末雄

目覚めして旅僧坐し居る夜寒かな/大魯