リフトを使用した俳句

リフトに関連した俳句の例をまとめました。

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リフトを含む俳句例

橋立をリフトの膝に法師蝉/桂樟蹊子

スキー場写真木造リフトの世/高澤良一

女郎花リフトの揺れの身に残り/神蔵器

空廻りさせてリフトの冬支度/古賀昭浩

お花畑リフト二つを乗り継いで/高澤良一

リフト番また夏霧につつまるる/奈良文夫

リフト着くところ峰寺花擬宝珠/堂山久子

二人乗りリフト花野の上を行く/宮田俊子

五月よしリフトの迅さ身に感じ/片山桃史

寒の雨リフト開きて乗り降りなし/岡本眸

春晝を沈むリフトにひとりなり/藤木清子

登山リフト掌中すこし鉄くさし/辻美奈子

蝉時雨リフトの足を漕ぎ急ぐ/田宮真智子

はまなすや鬼城リフトで辿り着く/木下和子

リフトにて山頂へなほ冷えに行く/辻田克巳

一座席ビールの占めてリフト行く/宮田俊子

十一月の海見ゆリフトゆるやかに/横原律子

春の夜のリフトの綱が下りて来る/寺井谷子

行きかはすリフト繁しや日記買ふ/岡田貞峰

鮎はこぶ温泉山のリフト月さしぬ/宮武寒々

俳句例:21句目~

ノータイやひとりリフトの客となる/下村槐太

一リフト一スキーヤー急くな急くな/辻田克巳

鳩吹く風リフトにひとりぼつちかな/鈴木寿美子