「寒竹の子」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「寒竹の子」について
【表記】寒竹の子
【読み方】かんちくのこ
【ローマ字読み】kanchikunoko
子季語・関連季語・傍題・類語など
・寒筍(かんたけのこ:kantakenoko)
–
季節による分類
・「か」で始まる冬の季語
・「冬の植物」を表す季語
・「初冬」に分類される季語
月ごとの分類
寒竹の子を含む俳句例
寒竹に光る風あり独居る/北原白秋
寺裏の寒竹垣に小家あり/高浜虚子
寺院の実る寒竹巌に垂る/飯田蛇笏
寒竹の下ゆく水となりにけり/北原白秋
寒竹はすでに子を持ち二日月/萩原麦草
寒竹や少年無頼をつらぬけり/齋藤愼爾
芽寒竹黒芽ばかりの早熟児/中村草田男
寒竹の芽の向き初日さしにけり/室生犀星
寒竹鳴つて父は言葉を捜しをり/田川飛旅子