「火事見舞」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「火事見舞」について
【表記】火事見舞
【読み方】かじみまい
【ローマ字読み】kajimimai
子季語・関連季語・傍題・類語など
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季節による分類
・「か」で始まる冬の季語
・「冬の生活」を表す季語
・「三冬」に分類される季語
月ごとの分類
火事見舞を含む俳句例
火事見舞団十郎の養子かな/籾山柑子
森に入りて曲る径あり火事見舞/原月舟
白山茶花真盛りなり火事見舞/山本洋子
そそくさに帰つてしまふ火事見舞/松澤昭
友の手をまづ包むなり火事見舞/朝倉和江
待針を打ちしままなる火事見舞/渡辺政子
流れゐる水をまたぎて火事見舞/神田夢城
風向きが変りかけつけ火事見舞/平山邦子
火事見舞の提灯見ゆる木立かな/石島雉子郎
火遊びの児の名は言へず火事見舞/中谷浪女
かけつけて言葉とならず火事見舞/越智絵美子
馳せちがふ顔のくらさや火事見舞/大橋櫻坡子