「ギヤマン」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「ギヤマン」について
【表記】ギヤマン
【読み方】ぎやまん
【ローマ字読み】giyaman
子季語・関連季語・傍題・類語など
・びいどろ(びいどろ:biidoro)
・切子(きりこ:kiriko)
・カットグラス(かっとぐらす:kattogurasu)
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季節による分類
・「き」で始まる夏の季語
・「夏の生活」を表す季語
・「三夏」に分類される季語
月ごとの分類
ギヤマンを含む俳句例
初詣ギヤマン耀ふ櫓門/須賀遊子
ギヤマンの鉢重代や冷奴/野村喜舟
ギヤマンの如く豪華に陽炎へる/茅舎
ギヤマンの深鉢に盛る葛桜/八木綾子
ギヤマンの箸置おいて夏料理/森信坤者
ギヤマンの藍に夏来る港町/坂根白風子
ギヤマンの酒官僚に遠くをり/藤田湘子
ギヤマンの雛の調度や成巽閣/田中明美
ギヤマンは遥けき冬の海の色/山本歩禅
リラ匂ふギヤマン窓の旧校舎/仙田洋子
白酒のギヤマンといふ一揃ひ/高野素十
ギヤマンにくづれやすきよ冷奴/武原はん
ギヤマンの涼しなつかし旧市街/宇咲冬男
葛切のギヤマン雷火奔りけり/水原秋櫻子
ギヤマンに星屑ひとつ入りにけり/谷口加代
ギヤマンを見し目くらがり蝶の昼/野川釈子
精霊舟ギヤマンの星夜焦し燃ゆ/野見山朱鳥
かなしきはギヤマンの瞳の毛皮の瞳/三橋鷹女
ギヤマンにちぐはぐなる日や夏時間/殿村莵絲子