「振舞水」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「振舞水」について
【表記】振舞水
【読み方】ふるまいみず
【ローマ字読み】furumaimizu
子季語・関連季語・傍題・類語など
・水振舞(みずふるまい:mizufurumai)
・接待水(せったいすい:settaisui)
・水接待(みずせったい:mizusettai)
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季節による分類
・「ふ」で始まる夏の季語
・「夏の生活」を表す季語
・「三夏」に分類される季語
月ごとの分類
振舞水を含む俳句例
町あつく振舞水の埃かな/召波
日は西に振舞水の尽きんとす/雪郎
生ぬるき振舞水や市の家/正岡子規
振舞水に祭のやうな簾吊る/武定巨口
掬ひ合ふ振舞水の木影かな/中島月笠
昼過や振舞水に日のあたる/高浜虚子
深川の振舞水もけふかぎり/下坂速穂
モスコーの振舞水をむせび飲む/塩崎緑
柳の葉振舞水にうつりけり/長谷川かな女
山の香の振舞水をいただけり/摩耶紅「摩耶」
脚に吹く振舞水のあまりかな/島田五空「裘」
門前に振舞水や松の風/相島虚吼「虚吼句集」
慇懃に振舞水に人寄りし/池内たけし「たけし句集」