「風炉茶」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「風炉茶」について
【表記】風炉茶
【読み方】ふろちゃ
【ローマ字読み】furocha
子季語・関連季語・傍題・類語など
・風炉手前(ふろてまえ:furotemae)
・初風炉(はつぶろ:hatsuburo)
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季節による分類
・「ふ」で始まる夏の季語
・「夏の生活」を表す季語
・「三夏」に分類される季語
月ごとの分類
風炉茶を含む俳句例
窓圧す松の大幹風炉手前/新村寒花
灯の色の楓を前や初風炉/小川正策
招きたる友美しき風炉手前/国生康子
火の遠く畳の広し風炉手前/白石時子
風炉手前糸の細さに水使ひ/伊藤敬子
おのづから主客慇懃風炉手前/杉山木川
二三人老の清らや風炉茶釜/松根東洋城
正客に夫を頼みて風炉茶かな/石口光子
初風炉や結界はけさ切りし竹/加古宗也
亡き人を正客にして風炉茶かな/籾山梓月
後見のこゑのつつ抜け風炉手前/大石悦子
心得もなく招かれし風炉茶かな/中野春泉
翁塚視野のうちなる風炉手前/山崎千枝子
風炉手前主人の脚のしびれかな/青木月斗
風炉茶やきげんとはるる山長者/飯田蛇笏
初風炉の重き水指しかと据う/関口あつ子
由緒ある寺の静かに風炉手前/日和田トヨ子
かへるでの花にあしたの風炉茶かな/吉田冬葉