「帳綴」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「帳綴」について
【表記】帳綴
【読み方】ちょうとじ
【ローマ字読み】chotoji
子季語・関連季語・傍題・類語など
・御帳綴(おちょうとじ:ochotoji)
・帳祝(ちょういわい:choiwai)
・帳書(ちょうがき:chogaki)
・帳始(ちょうはじめ:chohajime)
・新通(しんかよい:shinkayoi)
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季節による分類
・「ち」で始まる新年の季語
・「新年の生活」を表す季語
・「新年」に分類される季語
月ごとの分類
帳綴を含む俳句例
伊賀紙の紙の白さよ御帳綴/観
商ひの繁昌祝へ御帳綴/伊藤天籟
七ツ倉持つ身上や御帳綴/杉山飛雨
帳綴や古き音なる掛時計/阿片瓢郎
沈みたる舟の帳尻御帳綴/串上青蓑
千石の高記す帳綴ぢにけり/西山泊雲
裁屑の膝払ひ立つ御帳綴/佐久間法師
万両の掛もめでたし御帳綴/筏井竹の門
入船の出船の御帳綴ぢにけり/兵藤蘇坤
御帳綴小口の白きめでたけれ/中村泰山
若者ら小縒がよれずお帳綴ぢ/樋口玉蹊子
吾子が書く学生の字の帳祝ひ/池上浩山人
帳綴や掌にまろめたる裁ち落し/秋山馬鼓洞