「草石蚕」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「草石蚕」について
【表記】草石蚕
【読み方】ちょろぎ
【ローマ字読み】chorogi
子季語・関連季語・傍題・類語など
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季節による分類
・「ち」で始まる夏の季語
・「夏の植物」を表す季語
・「晩夏」に分類される季語
月ごとの分類
草石蚕を含む俳句例
草石蚕やねずみの穴に紙かつて/宮坂静生
紅紫蘇の色に漬かれる草石蚕かな/菅原師竹
草石蚕かむや柱も床もかがやいて/白澤良子
草石蚕といふ夕あかりたまひけり/岡井省二
草石蚕といふ字何度も引いてみる/角川照子
草石蚕濃しぢぢが食べばばが食べ/石川辛夷
退屈な猫に嗅がせて草石蚕かな/ふけとしこ
取箸やちよろぎを添へて末の子も/大日向洋
いと濃かる草石蚕の紅の三つあり/杉戸由紀子
草石蚕紅濃しぢぢが食べばばが食べ/石川辛夷
あらたまの百合根は甘しちよろぎ酸し/辻桃子
とりわけしちょろぎの紅に箸つけず/二木倭文夫
ねぢれたるちよろぎを噛める前歯かな/草間時彦
再会の素つ気なかりし草石蚕かな/平沢陽子「茫茫」