「晶子忌」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「晶子忌」について
【表記】晶子忌
【読み方】あきこき
【ローマ字読み】akikoki
子季語・関連季語・傍題・類語など
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季節による分類
・「あ」で始まる夏の季語
・「夏の行事」を表す季語
・「初夏」に分類される季語
月ごとの分類
晶子忌を含む俳句例
小説の冒頭夜空晶子の忌/神尾久美子
晶子忌の蛍も恋の火を育て/井沢正江
人怖れず世に阿らず晶子の忌/大橋敦子
口紅の汗かいてゐる晶子の忌/黛まどか
大仏の若葉さやけし晶子の忌/野口里井
夫の目を髪が意識す晶子の忌/下川初秋
晶子忌や針をつきさす赤い布/藤岡筑邨
地下街を行く水のあり晶子の忌/松原良介
晶子忌やはげしき恋も才のうち/青木綾子
晶子忌や壺にあふるる紅薔薇/片山由美子
音高く日傘ひらきぬ晶子の忌/渡邊千枝子
をだまきに水鏡侍す晶子の忌/鍵和田ゆう子
木洩日のつぶらを踏みて晶子の忌/片山由美子
素顔もてジャムは煮るべし晶子の忌/中村明子
書くもののはや反古めきぬ晶子の忌/片山由美子
晶子忌や両手にあます松ぼくり/永島靖子「眞晝」
晶子忌の大事にしまふ筆一本/禰寝雅子「未来図合同句集」