「御行」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「御行」について
【表記】御行
【読み方】おぎょう
【ローマ字読み】ogyo
子季語・関連季語・傍題・類語など
・五形(ごぎょう:gogyo)
・御形(ごぎょう:gogyo_)
–
季節による分類
・「お」で始まる新年の季語
・「新年の植物」を表す季語
・「新年」に分類される季語
月ごとの分類
御行を含む俳句例
一籠の薺にまじる御形かな/吉田冬葉
芹薺御形はこべら犬の糞/佐々木六戈
高麗の里御行の畦に風移る/広瀬一朗
せりなづな御形といひて声の止む/展宏
草の戸や門辺に御形薺など/高橋淡路女
ふみ外す畦なつかしき御行かな/勝又一透
草茂り木茂り加茂の御形かな/岡本癖三酔
御行摘む田の面かすめて風きたる/松本茂子
目について秋の御形のちひささよ/北原白秋
古都に住む身には平野の御行かな/名和三幹竹
風あれど日のぬくければ御形摘む/文挾夫佐恵