「初鳩」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「初鳩」について
【表記】初鳩
【読み方】はつばと
【ローマ字読み】hatsubato
子季語・関連季語・傍題・類語など
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季節による分類
・「は」で始まる新年の季語
・「新年の動物」を表す季語
・「新年」に分類される季語
月ごとの分類
初鳩を含む俳句例
初鳩や真蒼に晴れし大欅/篠原
初鳩や創口かばふ懐手/吉田鴻司
英霊よ白装束の初鳩よ/築城百々平
初鳩の群れの大きな影走る/廣瀬直人
初鳩や水平飛行して千木に/村山古郷
口笛に初鳩もどり声きざむ/寺田木公
初鳩に日高くなりし野の社/坂田ゆきを
初鳩のくぐもり鳴くや塔の中/浅野草人
初鳩の番ひ庭木に来て睦む/菱田トクエ
初鳩を聴きたる障子あけにけり/野沢純
初鳩を開き撒きたる巨き掌よ/柳田芽衣
由比ケ浜の風が初鳩ちらしけり/西宇内
初鳩に希望を言へり翔んでをり/松浦敬親
初鳩の光となりて飛び立ちぬ/小俣由とり
初鳩や空にひろがる涅槃の手/磯貝碧蹄館