「四方拝」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「四方拝」について
【表記】四方拝
【読み方】しほうはい
【ローマ字読み】shihohai
子季語・関連季語・傍題・類語など
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季節による分類
・「し」で始まる新年の季語
・「新年の行事」を表す季語
・「新年」に分類される季語
月ごとの分類
四方拝を含む俳句例
拍手が山彦となる四方拝/石津不及
鳥の声花ある方へ四方拝/斯波園女
仏滅ではじまる年の四方拝/川崎陽子
四方拝太古のままの空昏き/鈴木鶉衣
四方拝校庭嶺々を繞らせる/黒崎六禄
四方拝禁裡の垣ぞ拝まるゝ/松瀬青々
御衣霜に映えて美し四方拝/赤木格堂
みちのくの一教師たり四方拝/生内紫水
四方拝果てゝや木々に風渡る/内藤鳴雪
四方拝雪にひびきし祝詞かな/山本九曇
還暦のこころ無にして四方拝/高橋克郎
しののめや博士まうづる四方拝/筑紫磐井
またたける灯に明け近し四方拝/岡本圭岳
四方拝雪のあなたの畏こけれ/長谷川かな女
鶴のごとし人在しけり四方拝/久保田九品太
四方拝すでに下り立たせ給ひけり/東洋城千句
四方拝内裏拝みにいざゆかむ/京-鞭石/元禄百人一句