「めはじき」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「めはじき」について
【表記】めはじき
【読み方】めはじき
【ローマ字読み】mehajiki
子季語・関連季語・傍題・類語など
・益母草(やくもそう:yakumoso)
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季節による分類
・「め」で始まる秋の季語
・「秋の植物」を表す季語
・「初秋」に分類される季語
月ごとの分類
めはじきを含む俳句例
めはじきや夕づきて濃き浅間山/森澄雄
めはじきの伸びきつてゐる遠囃/白井爽風
めはじきの茎より細き目の少女/須藤常央
めはじきや伊賀の女の子の細瞼/橋本鶏二
めはじきや独り身に似し独り旅/本多静江
めはじきの道火の山のすさむ夜目/宮崎二健
めはじきや山の子花となり嫁ぐ/市村究一郎
めはじきや愚かさをすぐ口にして/辻田克巳
めはじきや母の睫毛は長かりし/やしま季晴
めはじきや疲れ寝の子の袂より/中尾東愁子
めはじきの瞼ふさげば母がある/長谷川かな女
めはじきの節を為しつつ咲き上る/吉村ひさ志
めはじきやどこかが欠けてどこか咲き/湯川雅
めはじきや恋のいろはの目をつくる/麻田椎花
めはじきをしごけば花のこぼれけり/坊城中子
めはじきの一つはスパイの目となりて/山本敏倖