「吉田火祭」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「吉田火祭」について
【表記】吉田火祭
【読み方】よしだひまつり
【ローマ字読み】yoshidahimatsuri
子季語・関連季語・傍題・類語など
・吉田浅間祭(よしだせんげんまつり:yoshidasengemmatsuri)
・芒祭(すすきまつり:susukimatsuri)
・火伏祭(ひぶせまつり:hibusematsuri)
–
季節による分類
・「よ」で始まる秋の季語
・「秋の行事」を表す季語
・「初秋」に分類される季語
月ごとの分類
吉田火祭を含む俳句例
火祭の富士漸くに夕晴れて/高浜年尾
火祭に富士講の灯も天駈くる/井沢正江
火祭の吉田に応へ富士の火も/勝俣泰享
火祭の夜空に富士の大いさよ/伊藤柏翠
火祭の燠にもほほと富士の風/浦野芳南
火祭や冨士秘めし闇鎮めたる/桑田青虎
雨を呼ぶ慣ひは富士の火祭に/稲畑汀子
火祭の地熱となりて富士の闇/小枝秀穂女
火祭へ富士よりの雨いさぎよし/加藤晴子
火祭や仁王立ちして富士行者/保坂知加子
火祭を明日にからりと富士晴るる/下田尚
火伏祭の一の火つきし鳥居前/肥田埜勝美
きらきらと吉田火祭りをみなの眼/川崎展宏
火祭太鼓富士へひれ伏す炬火一里/羽部洞然
火伏祭ほのほ狂へば樹々うねり/鍵和田ゆう子