季語/秋の星(あきのほし)を使った俳句

「秋の星」を使用した俳句についてまとめてみました。

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季語「秋の星」について

【表記】秋の星

【読み方】あきのほし

【ローマ字読み】akinohoshi

子季語・関連季語・傍題・類語など

・秋北斗(あきほくと:akihokuto)

・白鳥座(はくちょうざ:hakuchoza)

・ペガサス(ぺがさす:pegasasu)

季節による分類

・「あ」で始まる秋の季語

・「秋の天文」を表す季語

・「三秋」に分類される季語

月ごとの分類

8月の季語

9月の季語

10月の季語

秋の星を含む俳句例

秋の星遠くしづみぬ桑畑/飯田蛇笏

纜を松にきりりと秋の星/岸本尚毅

夕ぞらの色の中から秋の星/三橋敏雄

秋の夜の星なく燈なく湊ねむる/篠原

秋の星わが禁煙の舌きよし/相馬遷子

遠ざかる火星の今や秋の星/高澤良一

吊したる箒に秋の星ちかく/波多野爽波

父母と戻る故郷ながら秋の星/中島月笠

老人に鉄火のにほひ秋の星/宇佐美魚目

辻に屯う異国の娘らに秋の星/榎本愛子

送別の珈琲秋の星うつし/長谷川かな女

あかつきの道目醒めよと秋の星/飯田龍太

インド水瓶腰のふくらみ秋の星/阿保恭子

夜は秋の星こそ見えね雲散らひ/林原耒井

秋の星うるむ野川の夜の息/阿部みどり女

みづうみの暗さへ秋の星しづく/柴田白葉女

秋の星ひとつひとつの遠きかな/今井杏太郎