「青唐辛子」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「青唐辛子」について
【表記】青唐辛子
【読み方】あおとうがらし
【ローマ字読み】aotogarashi
子季語・関連季語・傍題・類語など
・青蕃椒(あおとうがらし:aotogarashi_)
・葉唐辛(はとうがらし:hatogarashi)
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季節による分類
・「あ」で始まる夏の季語
・「夏の植物」を表す季語
・「晩夏」に分類される季語
月ごとの分類
青唐辛子を含む俳句例
新米に葉唐辛子を目分量/高澤良一
蚊柱や青唐辛子焼く匂ひ/大谷句佛
煮る前の青唐辛子手に久し/日野草城
雷遠く青唐辛子あぶりけり/内藤吐天
青蕃椒二つ並んで皿の中/加賀谷凡秋
つれなさの切なさの青唐辛子/三橋鷹女
水飯を葉唐辛子にすましけり/山口素紅
異神あり青唐辛子祠りけり/佐々木六戈
添へ干して青唐辛子ありにけり/高浜虚子
葉唐辛子一枚簾下げて夕餉/長谷川かな女
われを知る妻にしくなし葉唐辛子/富安風生
きじやうゆの葉唐辛子を煮る香かな/草間時彦
青唐辛子シルクロードの汽車揺れて/兼近久子