「菖蒲酒」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「菖蒲酒」について
【表記】菖蒲酒
【読み方】しょうぶざけ
【ローマ字読み】shobuzake
子季語・関連季語・傍題・類語など
・あやめ酒(あやめざけ:ayamezake)
・そうぶ酒(そうぶざけ:sobuzake)
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季節による分類
・「し」で始まる夏の季語
・「夏の生活」を表す季語
・「初夏」に分類される季語
月ごとの分類
菖蒲酒を含む俳句例
重代の甲冑飾り菖蒲酒/小原菁々子
菖蒲酒母胎を出でて七十年/鈴木鷹夫
屈原は下戸なりけらし菖蒲酒/正岡子規
念はねば我はぬけがら菖蒲酒/藤田湘子
老いてなほ子に従はず菖蒲酒/橋本對楠
菖蒲酒童顔羞づることなかれ/大石悦子
能を観て古都に泊つ夜の菖蒲酒/千原叡子
あをによし奈良の一夜の菖蒲酒/深見けん二
なみなみと酌みこぼしけり菖蒲酒/西島麦南
老いぼれてしまひぬ菖蒲酒ふくみ/草間時彦
くちつけてすみわたりけり菖蒲酒/飯田蛇笏「山廬集」