季語/聖金曜日(せいきんようび)を使った俳句

「聖金曜日」を使用した俳句についてまとめてみました。

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季語「聖金曜日」について

【表記】聖金曜日

【読み方】せいきんようび

【ローマ字読み】seikinyobi

子季語・関連季語・傍題・類語など

・聖金曜(せいきんよう:seikinyo)

・受難日(じゅなんび:junambi)

・グッドフライデー(ぐっどふらいでー:guddofuraide)

・受難の金曜日(じゅなんのきんようび:junannokinyobi)

・苦難の金曜日(くなんのきんようび:kunannokinyobi)

・キリスト受難日(きりすとじゅなんび:kirisutojunambi)

季節による分類

・「せ」で始まる春の季語

・「春の行事」を表す季語

・「晩春」に分類される季語

月ごとの分類

4月の季語

聖金曜日を含む俳句例

その人の煙草の香り聖金曜/能城檀

唇あけて聖金曜の収税吏/長谷川双

機の窓や聖金曜の朱き月/小池文子

太白に聖金曜日日落ちたり/室積徂春

帯留の金具冷たし聖金曜/古賀まり子

秘そと断つ聖金曜の昼の食/景山筍吉

年輪に腰下ろし聖金曜日昏る/須知白塔

火を消して聖金曜の主に近し/内田哀而

粥栄えて聖金曜日暮れにけり/羽田貞雄

聖金曜日の食卓を浄めけり/小泉瀬衣子

薔薇よりも青年匂ふ聖金曜日/楠本憲吉

鶏舎いでて鶏昏らし聖金曜日/長谷川双

聖金曜の創なき手足湯に伸ばす/石川冬扇

聖金曜トランペットは転調す/山地春眠子

聖金曜のオルガン低し辛夷の芽/古賀まり子

聖金曜日かすむ浅間の裾かぐろく/後藤一朗