「雉笛」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「雉笛」について
【表記】雉笛
【読み方】きじぶえ
【ローマ字読み】kijibue
子季語・関連季語・傍題・類語など
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季節による分類
・「き」で始まる春の季語
・「春の生活」を表す季語
・「三春」に分類される季語
月ごとの分類
雉笛を含む俳句例
雉笛や邑川光る雲の下/巌谷小波
雉子笛に山湖の波は盲縞/北野民夫
雉子笛や邑川光る雲の下/巌谷小波
雉笛や丹波一国竹の湧く/小島千架子
雉笛の上手は雉の声となる/猪俣千代子
雉笛は雉よりさみし山よりも/守屋明俊
雉笛や目近になりし雨後の雉/椎橋清翠
雉子笛に霊峰谺かへしけり/小森都之雨
杣の子が雉子笛ならす暮春かな/飯田蛇笏
雉子笛を吹き森を見る空を見る/辻田克巳
雉笛やアトリエの窓あいてゐる/津高里永子
雉子笛や幾谷越えて来る雉子に/金子伊昔紅
ひそやかに雉笛と云ふものを吹く/城谷/すぎ