「農具市」を使用した俳句についてまとめてみました。
季語「農具市」について
【表記】農具市
【読み方】のうぐいち
【ローマ字読み】noguichi
子季語・関連季語・傍題・類語など
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季節による分類
・「の」で始まる春の季語
・「春の生活」を表す季語
・「仲春」に分類される季語
月ごとの分類
農具市を含む俳句例
水楢の芽吹く青空農具市/伊藤京子
農具市即ち天皇誕生日/青柳志解樹
農具市見て春草に横たはる/金子蜂郎
雪打つて鍬試しをり農具市/高橋悦男
出来のよき野菜をならべ農具市/森田峠
少年がてつぺんにゐし農具市/蟇目良雨
手に馴染む鍬の柄選ぶ農具市/羽吹利夫
朴の葉の大き結飯や農具市/石田あき子
火山灰少し降る日の農具市/大西八洲雄
犬が来て人の足嗅ぐ農具市/新谷ひろし
農具市深雪を踏みて固めけり/前田普羅
鍬の柄に蝶ひらひらと農具市/目迫秩父
雪国の田は水びたし農具市/橘川まもる
売りながらつくる木槌や農具市/青木芳草